東京都板橋区の坂本倫朗行政書士事務所、所長の坂本倫朗です。

契約書のテンプレートをダウンロードすることは簡単です。

簡単な業務では、契約書をダウンロードして、ほぼそのまま使うという方が多いのではないでしょうか。

契約に応じて書き換える必要があり、そのまま使うのは大変不安がありますが、

本日は別の観点からみてみます。

契約書に著作権はないのか

結論から言うと、契約書のテンプレートにも著作権があります。

実際に契約書として使う場合に問題があるか?という点については、
もともとそのような用途で公開されているので、問題はなさそうです。

しかし、使用を認めているものですからといって、著作権を放棄していないものもあります。
二次使用をすると著作権の違反に問われる可能性が出てきます。

例えば、ダウンロードした契約書をそのまま自分のウェブサイトでもダウンロード可能にしたり、ブログやnoteに転載したりすると、著作権に違反する可能性が高いです。

どの契約書の雛形も、もともとは作成した人に権利があります。
その人が譲渡しているか、利用を許可しているのなら、どこまで許可しているのか、必ず権利を確認してください。

この確認するクセは、契約書だけでなく、テキスト、画像、音楽、映像、すべて確認するクセをつけていただきたいです。
「SNSでみんな使っているから、OK」は、通用しない時代です。

はじめての契約書作成でお困りの方に

契約書作成のルールは独特ですよね。

入門書と書かれている本も難しい。
使われている言葉に慣れるまでに時間がかかるのです。

「じっくり勉強している暇はない、でも契約書作成のポイントを素早くつかみたい」
という人のために、テキストを作成しました。

以下の記事で紹介しています。
契約書の書き方だけでなく、
契約を結ぶまでのやりとりの仕方やお作法についても書いています。

契約書の超初心者向けテキスト「すらすら読めて一生使える 契約書のルールとマナー」

全部で、23511文字。

このテキストを書くのには時間がかかりました。
過去7年間の契約書作成で経験したことを落とし込んでいます。

このテキストを書いたのは、やりとりの仕方やお作法についてまで書いてある本がなかったからです。
よろしければご活用ください。

契約書の作成・チェックのご相談は

それから、契約書は著作権だけでなく、文脈からみて、矛盾や破綻がないように契約が成立している必要があります。
当事務所にご依頼いただくと、その点も含めてチェックします。
(ひな形を使っているのであれば、その旨もお知らせください。)

当事務所では契約書の作成やチェックについてご相談を受け付けています。
契約書作成専用のサービスも展開しています。
契約書の作成やチェックについてご相談があれば、坂本倫朗行政書士事務所までお問い合わせください。
このページのチャットからのご相談も承っております。(初回相談無料)