産業廃棄物収集運搬業許可申請の総額費用とは?行政書士が内訳を解説

産業廃棄物収集運搬業許可を取得する際、
「結局いくらかかるのか?」
という質問は非常に多いです。

法定費用だけで済むと思っていると、
実際には想定以上の費用がかかるケースもあります。

本記事では、実務を行っている行政書士の立場から、
・最低限必要な法定費用
・実務上発生する実費
・講習会費用
・行政書士報酬の相場
まで解説します。


■ 産業廃棄物収集運搬業許可申請の法定費用

新規申請の場合、多くの自治体で申請手数料は81,000円です。
(都道府県ごとに若干異なる場合があります)

これはあくまで「行政に支払う手数料」です。


■ 実務上発生する書類取得費用

許可申請では、以下の公的書類が必要になります。

【法人の場合】
・履歴事項全部証明書(登記簿謄本)
・法人の納税証明書
・役員全員分の住民票
・役員全員分の登記されていないことの証明書(都道府県によっては不要)

【個人事業主の場合】
・住民票
・納税証明書
・登記されていないことの証明書

これらは1通数百円〜1,000円程度ですが、
役員が複数いる場合は人数分必要になります。


■ 駐車場関連で発生する費用

県によっては、

・駐車場の構図(配置図)
・駐車場の賃貸借契約書
・駐車場土地の履歴事項証明書

の提出が必要になることがあります。

特に土地の履歴事項証明書は、
駐車場所有者のものを取得する必要があり、
準備に時間と費用がかかる場合があります。


■ 容器購入費用(品目による)

運搬する産業廃棄物の品目によっては、
専用容器の準備が必要です。

容器は新品である必要はありませんが、
破損していないことが前提です。

ドラム缶、コンテナ、フレコンバッグなど、
取扱品目によって追加費用が発生します。


■ 講習会費用はいくらかかる?

許可取得には講習会の修了が必要です。

【受講方法は2種類】

  1. 教室受講
  2. オンライン受講

教室受講の場合、
新規申請は原則2日間の講習があります。
最終日に修了試験を受けます。

オンライン受講の場合は、
講義はオンラインで受け、
修了試験のみ現地で受験します。

費用はおおむね2万円〜3万円台が目安です。
(種別によって異なります)


■ 行政書士に依頼した場合の報酬相場

行政書士報酬は事務所によって大きく異なります。

一般的な傾向として、

・知人紹介の場合は高め
・インターネット検索で探した場合は比較的安い

というケースが見られます。

また、

・地方都市の事務所は比較的安い傾向
・都市部は高めの傾向

があります。

例えば、全国対応している行政書士に依頼すれば、
地域によっては地元事務所より安くなるケースもあります。

近年はオンライン対応が進んでいるため、
必ずしも「地元に依頼する必要」はないでしょう。


■ 総額はいくらになるのか?

目安としては、

・法定費用:約81,000円
・講習会費用:約20,000〜30,000円
・書類取得費用:数千円〜1万円前後
・容器購入費:品目により変動
・行政書士報酬:5万円〜15万円台(事務所による)

合計すると、
おおよそ15万円〜30万円程度が一つの目安です。
当事務所の行政書士報酬はこちらからご確認下さい(ページ中ほどに記載があります)。

※複数都道府県申請の場合はさらに増加します。


■ 費用を抑えるポイント

  1. 車両が適正か確認を早くする
  2. 講習会を早めに予約する
  3. 複数自治体申請は同時進行を検討する
  4. (行政書士に依頼する場合)オンラインで行政書士を探してみる

ただし、行政書士に外注する場合は単に安さだけで選ぶのではなく、
実績や対応力も重要です。


■ まとめ

産業廃棄物収集運搬業許可申請の総額は、

「法定費用+講習費+実費+専門家報酬」

で決まります。

事前に総額イメージを持っておくことで、
資金計画や開業スケジュールがスムーズになります。

費用の見積りやスケジュール相談については、
全国対応可能な行政書士へご相談ください。
状況に応じた最適なプランをご提案いたします。

【当事務所のサポート内容】

産業廃棄物収集運搬業の許可申請|更新まで見据えた産廃許可
産業廃棄物収集運搬業の許可申請に特化。特別管理・積替え保管にも対応し、全国からの相談実績あり。取得後の運用準備や変更届対応まで見据えた産廃許可サポート。

当事務所では単なる許可申請サポートだけでなく、許可取得後の業務に役立つよう、以下のサポートを行います。

・実務に使える運用マニュアルの提供
・各種変更届への迅速な対応
・日々の運用に関する継続的なご相談対応

許可を「形だけ」にせず、事業の土台として機能させる。
それが当事務所の方針です。

産業廃棄物収集運搬業許可の新規取得はもちろん、
現在の運用に不安がある方も、まずは一度ご相談ください。
もちろん費用面の確認の相談も受け付けております。

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この記事の執筆者

行政書士 坂本倫朗(さかもと・みちろう)

坂本倫朗行政書士事務所 代表。東京都を拠点に、産業廃棄物収集運搬業許可・建設業許可・解体工事業登録・電気工事業者登録・一般貨物自動車運送事業など、各種許認可申請の支援を行っています。

また、補助金・融資支援を軸にした定額制サービス「Legal Base One」を運営し、IT・Web業界の中小企業や個人事業主に対し、契約書作成・利用規約作成・資金繰り改善・補助金支援など、財務と法務の両面から継続サポートを提供しています。

さらに、生成AIの活用支援を行う「生成AIアドバイザー」として、AI導入・プロンプト設計・AI契約条項の作成など、企業のAI活用を法務面からサポートしています。

行政書士登録番号:第17081604号
所属:東京都行政書士会
Webサイト:https://sakamoto316.tokyo/

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