契約書について、どちらが先に押印するのかについては、特に決まりはありません。

紙の契約書について、契約締結を早くできる順番はあります。
次の方法だと比較的スムースです。

  1. 見本をメール等送って相手方に確認してもらう
  2. 相手方から、内容についてOKをもらう
  3. 契約書を作成した者が先に捺印して、相手方に郵送する
  4. 相手方が捺印して1通だけ送り返す

この流れがスムースになるように、返信用封筒に自社の住所を書き、切手を貼って同封しておきましょう。

金銭の授受があるとき

ただし、金銭の授受があるときには、金銭を受け取る側が先に捺印したほうがよいです。
まだ相手が金銭を受け取ってないのに、先に捺印するのはおかしいですよね。

その場合は郵送でなく当事者が金銭を授受するときに顔を合わせて捺印したほうがいいです。

電子契約だと早く締結できます

freeeサインクラウドサインなどの電子契約書だと、押印や郵送の手間がかからず即日で契約を締結することが可能です。

クラウドサインだと月5通までは無料で使えます(2022年8月現在)。

印紙代も不要です。

スピードを重視するなら電子契約をお勧めします。

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