契約書にサインをするときのペンの色

紙の契約書に署名(サイン)をするときの色は、法的には特に決まりはありません。 常識的には、日本では黒色です。でも可です。 欧米だと、を使う方が多くなります。

どんなペンでサインをするか

調印する場合や、対面でサインを書く方は、 万年筆でサインしている方が多くいらっしゃいます(私は調印式に出た経験はまだありません)。 ZenZoi カリグラフィー用万年筆・インクセット 人前で契約するのなら、万年筆ではなくても、 ボールペンでちょっと良いものにすると、信頼感が増します。 クロス CROSS タウンゼント アップデート すくなくとも、どこかのイベントでもらったような、 企業名や製品名が印字してあるボールペンを日常使いするのはやめたほうがいいと思います。

モノから作り出す所作について

自分では気にならないこそ、「書ければなんでもいいや」といった気持ちでボールペンを選んでいるかもしれません。 しかし、商売をしている方は、そこで足元を見られてしまいます。 ボールペンのような小物だけでなく、所作など、見る人は見ています。 いいものを持つと、ものを丁寧に扱うようになります。 結果、全体的に丁寧な人になります。 そのような丁寧な人と付き合いたいという人がいるのは確かです。 生活水準が高いほど、それらに価値を置く人は多いのです。 ということは、丁寧にならなければ、仕事の単価は上がりません。 何十万もする時計を一つだけ買うのは私は否定的です。 丁寧な所作が身につかなかったら意味がありません。 それより、丁寧に扱いたいと思える、大切なものをいつも見に付けておくことが大事だと考えます。 そんなペンでサインされると、相手も気持ちがよいのではないでしょうか。

はじめての契約書作成でお困りの方に

契約書作成のルールは独特ですよね。 入門書と書かれている本も難しい。 使われている言葉に慣れるまでに時間がかかるのです。 「じっくり勉強している暇はない、でも契約書作成のポイントを素早くつかみたい」 という人のために、テキストを作成しました。 以下の記事で紹介しています。 契約書の書き方だけでなく、 契約を結ぶまでのやりとりの仕方やお作法についても書いています。
契約書の超初心者向けテキスト「すらすら読めて一生使える 契約書のルールとマナー」
全部で、23511文字。 このテキストを書くのには時間がかかりました。 過去7年間の契約書作成で経験したことを落とし込んでいます。 このテキストを書いたのは、やりとりの仕方やお作法についてまで書いてある本がなかったからです。 よろしければご活用ください。 また、「契約書作成を依頼したい」、「自分で作った契約書をみてもらいたい」という、ご相談がありましたら、 当事務所のサービス「IT契約書作成のミカタ」までご相談下さい。