紙の契約書は無駄が多いです
紙の契約書は無駄が多いものです。
主要なものだけを書きましたが、紙だとこれらの手間がかかります。
- 契約書の印刷
- 製本の手間
- 内容にミスが見つかったときの、印刷と正本のやり直しの手間
- 印紙を貼る手間
- 印鑑を押す手間
- 郵送する手間
- サインして送り返してもらう手間
- 相手方に、サインしてもらったかを、電話で確認する手間
契約書の文面を作成するのに、プロだとおおよそ3時間。
製本し、押印し、郵送して、管理するのに、さらに時間をかけているのです。
一つの契約ごとにこれです。
手間が多すぎるように思います。
契約書をペーパレス化することのメリット
ペーパーレス化すると、次のメリットがあります。
- 当然、製本や郵送の手間がかからない。
- 契約したかどうかが一目でチェックできる。
- オンライン上で契約書を保管できる。
- 印紙代がかからない。
製本の手間がなくなることと、管理がしやすくなることだけでもすごいメリットですが、
時間の短縮以外にも、印紙代が節約できるのが大きなメリットです。
紙の契約書でなくてはならないもの
すべての契約書をオンライン化できるわけではないことを知っておいてください。
一部ですが、利用が認められない契約もあります。
たとえば以下の契約書については、オンラインの契約締結は認められておりません(一例です)。
- 定期借地契約(借地借家法22条)
- 定期建物賃貸借契約(借地借家法38条1項)
※通常の賃貸借契約はクラウド上で契約締結が可能です。 - 投資信託契約の約款(投資信託及び投資法人に関する法律5条)
- 一般消費者と対象とした、訪問販売、電話勧誘販売、連鎖販売、特定継続的役務提供、業務提供誘引販売取引における書面交付義務(特定商品取引法4条など)但し、事業者向けのものは除きます。
IT契約書作成のミカタでは、ペーパレス化を推進しています
オンライン契約では、法律によりその使用が認められている電子署名を利用します。
これによって、オンラインの契約書にも法的な証拠能力が認められています。
「IT契約書作成のミカタ」では、クラウドサインを利用した電子署名を利用することを推奨しています。
月10通までは無料で利用できますので、利用してみてください。
ペーパーレス化に対応した契約書作成、導入のご相談は、「IT契約書作成のミカタ」にご相談ください。