ウェブ利用規約作成が高いのには理由があります

IT契約書作成のミカタでは、ウェブディレクター向けの契約書とウェブ利用規約の作成を行なっています。

ウェブ利用規約作成は契約書作成より高くしてます。これには理由があります。

ウェブサイトにあった内容にする必要がある

ウェブ利用規約をネットで探すとなにかしらテンプレートが見つかります。また、競合他社も利用規約を載せてます。しかし、そういったテンプレートをそのまま使うのは危険です。見つけた利用規約の著作権を考慮する必要があるることももちろんありますが、それ以前に、ウェブサイトの内容に合った利用規約じゃないと、後々トラブルを抱える可能性が高くなるのです。

考慮する法律が多い

以前も書きましたが、ウェブで扱う法律は、実に範囲が多いのです。色々な法律に対して理解しておく必要があります。また、ウェブ利用規約自体、明確な基準がまだないために、標準とされる基準が変わりやすいのです。いろんなサイトで規約が載ってますが、今の基準では無効と判断されてもおかしくないものが多いんです。

影響の範囲が広い

利用規約というのは、自分の会社と大勢のユーザーとの契約です。多くの、価値観が多様で、リテラシーが多様で、利用方法も多様な人に向けて定めるものです。ですから、想定しておく事柄も当然多いのです。

エンジニアにもデザイナーにも意見を聞きながら作っていく必要があります。利用規約は一人では作れませんし、1日で作れるものでもありません。

参考とする書籍が少ない

ウェブ利用規約は、このあと民法が変わる2020年以降は安定するかもしれませんが、現在は明確な法律がなく、そのせいかあまり多くの書籍が出ていません。基準の明確さがないので本を書きにくいし、書いてもすぐに古くなってしまうから出せないのかもしれません。

ウェブ利用規約の作成はプロに任せよう

ウェブ利用規約の基準は、コロコロ変わっていきます。

ウェブサイトの運営者さんやウェブ制作会社のディレクターさんが、ウェブ利用規約の基準を常にキャッチアップしていくことは大変です。

ウェブ利用規約は、ぜひプロに任せてください

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この記事の執筆者

IT業界出身の行政書士。補助金・融資相談、許認可申請、契約書整備を通じて、中小企業の行政制度活用と財務安定を支援しています。財務・法務で200件超の実績があり、著書も多数。表現と対話を大切に、経営者の自由時間と学びの余白を守ることを軸に活動中です。

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