契約書を作成していると、
「ページ番号は付けたほうがいいのだろうか」
と迷う方は少なくありません。
結論から言えば、複数ページになる契約書にはページ番号を付けることをおすすめします。
ページ番号があることで、契約書の差し替えや順番の間違いに気付きやすくなり、契約書全体の管理もしやすくなるためです。
この記事では、行政書士の立場から、契約書にページ番号を付ける理由や注意点を分かりやすく解説します。
契約書にページ番号は必要?
法律上、
ページ番号を付けなければ契約書が無効になるということはありません。
しかし、実務ではページ番号を付けることが一般的です。
特に、
- 業務委託契約書
- 売買契約書
- 秘密保持契約書
- 利用規約
など、2ページ以上になる契約書では、ページ番号がある方が管理しやすくなります。
ページ番号を付ける理由
1. ページの抜けや差し替えに気付きやすい
例えば、
「2ページ目が印刷されていない」
「途中のページだけ別の契約書と入れ替わっている」
といったトラブルは意外とあります。
ページ番号が付いていれば、
「1/5、2/5、3/5…」
となるため、すぐ異常に気付けます。
2. 契約書を確認しやすい
打合せでは、
「3ページ目の第8条をご覧ください」
といった形で説明できます。
契約内容の確認もしやすくなります。
3. 契約書管理がしやすい
契約書をPDFで保存したり、後日印刷したりする場合も、
ページ番号があるだけで管理しやすくなります。
電子契約でも同じです。
A4一枚だけなら不要なことも
契約書がA4一枚だけで完結するのであれば、
ページ番号を付けないケースも珍しくありません。
一方、
2ページ以上になるのであれば、
ページ番号を付けておくことをおすすめします。
契印だけでは足りない?
契印は、
契約書のページを差し替えていないことを確認するためのものです。
一方、
ページ番号は
「どこまでが契約書なのか」
を管理する役割があります。
目的が少し異なるため、
実務では
契印とページ番号の両方を付ける
ケースが多く見られます。
ページ番号に誤りがあったら?
例えば、
- 1/6
- 2/6
- 3/6
- 5/6
となっていたら、
印刷ミスや編集ミスの可能性があります。
署名・押印をする前に必ず確認しましょう。
もし誤りが見つかったら、
修正テープなどで直すのではなく、
契約書を作り直す方が安全です。
よくある質問
- Q
- A
- Qページ番号は「1」「2」だけでもいい?
- A
問題ありません。
ただし、
「1/5」「2/5」のように総ページ数まで表示すると、ページの欠落に気付きやすくなります。
- QWordで自動入力してもいい?
- A
もちろん問題ありません。
現在ではほとんどの契約書がパソコンで作成されています。
まとめ
契約書にページ番号を付けることは法律上の義務ではありません。
しかし、
複数ページになる契約書では、
- ページ抜けを防ぐ
- 差し替えに気付きやすい
- 打合せしやすい
- 管理しやすい
というメリットがあります。
契約書を作成する際は、ページ番号も含めて体裁を整えておくことをおすすめします。
はじめて契約書を作る方へ
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