法律用語の基礎、「相手方」とは
2者間で契約を結ぶとき、もう一方の当事者のことを、法律では相手方(あいてかた)といいます。
ビジネス用語では先方(せんぽう)ということもあります。
もちろん相手方から見たら、こちら側が相手方になります。
2者間契約の「甲」「乙」って?
2者間の契約の場合、契約書では「甲」「乙」の文字を使ってそれぞれをあらわします。
そうしないと、契約書が長くなるからです。
ほとんどの契約書においては、立場が強い相手が甲で、弱い方が乙になる傾向があります。
会社と個人で契約をする場合は、たいてい会社が甲になりますね。
相手を立てる意味で、契約書を作成する側が乙にする場合もあります。
甲乙が間違ってなければ、究極的にはどっちが甲でも乙でもいいのです。
個人間で契約書を作る場合は、相手方を甲にして、自分を乙にすることが多いです。
相手を先にすると、敬う気持ちが表せますよ。
秘密情報を実際に取り扱うのは、現場の人達です。
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