ウェブサービスの開発には補助金が使えます

ウェブサービス開発を始める際に、意外と知られていないのが、国や地方自治体が提供する補助金を活用する方法です。これにより、開発コストを抑えることができ、また、開発に資金を投じるリスクを低くすることができ、挑戦しやすくなります。

ウェブサービスの開発に補助金を活用するメリット

補助金を活用することにより、開発費用を軽減できるだけでなく、新たな技術やアイデアに挑戦しやすくなることがメリットです。

また、補助金を受けることで、詳細な事業計画を作成することになります。

その事業計画が採択されることは、財務に詳しい第三者から見て一定の実現可能性があると評価されたことであり、そのことが信用力が向上させます。

どういった補助金が活用できるか?

活用しやすいのは事業再構築補助金や、ものづくり補助金です。

事業再構築補助金は、相対的にものづくり補助金よりも補助金額が大きいです。

詳しくは以下をご覧ください。

トップページ | 事業再構築補助金
事業再構築補助金は、ポストコロナ時代の経済社会の変化に対応するために中小企業等の新分野展開、事業転換、業種転換、業態転換、又は事業再編という思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援します。
トップページ|ものづくり補助事業公式ホームページ ものづくり補助金総合サイト

このほか、地方自治体が実施する補助金もありますが、公募期間がかぎられるので、こまめにチェックする必要があります。

補助金を活用するときの注意点5つ

  1. 採択されない可能性があること
  2. 交付決定前に契約したり、入金しないこと
  3. 補助金は後払いなので、事業の資金を用意しておくこと
  4. 交付決定後も、申請と違う内容でお金を使うと、交付が認められないことがあること
  5. 締め切り前に事業を終わらせること

採択されない可能性があること

補助金の申請は競争率が高く、全ての申請が採択されるわけではありません。十分な準備と綿密な計画が必要です。

交付決定前に契約したり、入金しないこと

補助金が交付されるかどうかは、申請後に審査されるため、交付が決定する前に契約や入金を行ってしまうと、補助金が受けられなくなる可能性があります。

補助金は後払いなので、事業の資金を用意しておくこと

補助金は基本的に後払い制度であり、事業が終了した後に支払われます。そのため、事業開始前に資金を用意しておくことが重要です。

交付決定後も、申請と違う内容でお金を使うと、交付が認められないことがあること

補助金は申請した内容に基づいて交付されるため、交付後に内容を変更すると、補助金が受けられなくなることがあります。変更がある場合は、事前に申請内容の変更を提出しましょう。

締め切り前に事業を終わらせること

補助金の交付期間は決まっており、期間内に事業を終了させなければなりません。締め切りに注意して、計画的に進めることが大切です。また、報告書の提出期限も守り、適切に事業の成果を報告しましょう。

以上のポイントを押さえて、補助金を活用しながらウェブサービス開発を進めることができれば、より効率的にビジネスを展開することができます。

ぜひ補助金活用を検討してみてください。

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この記事の執筆者

IT業界出身の行政書士です。最新の法制度にあわせた対応や、実務上のリスクを判断した上で、契約書・利用規約の作成とチェックを行っています。生成AIにはできない人間としての実務経験と隠れた文脈の理解力・リスク判定能力を活かし、現場に即した支援を心がけています。

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