アマゾンからIT企業経営者のためのお金周りを良くする補助金・助成金の活用方法という本を出版しました。

表のテーマについては、アマゾンの紹介ページにも記載しているので、このブログではこの本を書くときにいつも意識していた裏テーマの話をしておこうと思います。

マンガ、アニメでは「異世界転生」というジャンルがあり、そのほとんどはブラック企業(もしくはブラック化した勤務が続いた)主人公が第一話で死んでしまうのがお約束となっています。

私はデザイナ兼エンジニアとして14年活動していましたが、同業者の働く現場で 「異世界転生」 の第一話のような惨状をたくさんみました。

少し前のことなので、働き方改革により少しは改善されていることを祈ります。

ブラック化する企業というのは、資金に余裕がないから社員を休ませられないわけで、「土日もなく働いた挙句納期を守れなかった」というのは、エンジニアの仕事ぶりが悪かったというよりも、それまでの経営が失敗しているといえます。

もし会社に余裕資金があれば、脳裏に焼き付いたデスマーチの世界は、「実は存在しない世界」として、経験せずにすんだのではないのか?

補助金は私の業務ですが、私がなぜこれに取り組むのか、取り組んでどうしたいのかというと、IT業界のブラック企業をパラレルワールドの向こう側に追いやりたいからです。

精一杯頑張った結果、納期に間に合わなくて自信を無くしている人にいいたい。
悪いのは経営であって、あなたではないよ。