東京板橋にある坂本倫朗行政書士事務所の所長、坂本倫朗です。

最近は、一人で法務も総務も経理もやっている方も多いと聞きます。
法務のお仕事をしていると、英文の契約書をチェックする必要も出てきます。

「ひとり法務」担当になったら、日ごろから法律知識の準備をしておくとよいですよ。
英文契約書について、読みやすい本をまとめました。

英文契約書の読み方


英文契約書の読み方 (日経文庫)

最初にまずこの一冊を。英文契約書を読み内容をざっとつかめます。
なんといっても新書なので、ページが少ない。
でも、たくさんの情報量です。
実際の契約条項を題材にしてあります。

英文契約書の書き方

英文契約書の書き方 (日経文庫)

一冊目の紹介と同じ、山本 孝夫さんによる、英文契約書の「書き方」の本。
一冊目が気に入ったら、ぜひこれも。
書き方とありますが、読み方の資料としても役に立ちます。
法務担当で泣ければ、この2冊で足りるのでは。

英文契約書の読み方


英文契約書の基礎知識

バイブル的存在。契約書が読めない人のために、簡単な文章で解説してあります。
ページ数が多くても私は読めますとい読書家であれば、新書よりこちらをお勧めします。
難しいことを簡単に説明できてるのがすばらしい。
これも、ロングセラーの本。

はじめての英文契約書の読み方

はじめての英文契約書の読み方 (アルク はたらく×英語シリーズ)

今回紹介するものの中では、唯一、Kindle版が買えます。
まず文の構造を把握するのは、英語教育のアルクっぽい。
日本語で書いてある契約書もそうですが、正確に読み解くためには文章構造が正確に把握できる必要があります。
そのほか慣用表現集や900超の英語句も載ってます。
3冊目の「英文契約書の基礎知識」が気に入ったら、次はこの本ですね。

英文ビジネス契約書大辞典


英文ビジネス契約書大辞典 〈増補改訂版〉

最後は辞典です。
大辞典の名にふさわしく、ボリュームいっぱいの辞典です。
実際の契約で使う文が、例文として載せられています。
値段もなかなかしますが、契約書を作成する必要がある方はどうぞ。